毎年クリスマス近くになるとチョコレートの誤食による中毒を心配される飼い主様からの問い合わせが増えます。ただし、チョコレートのすべてが危険ではありません。チョコレートの濃さ(ホワイトチョコ・ビターチョコなど)や、食べた量、食べた時刻が重要です。
濃いチョコレートを多量に食べた場合は12時間以内に消化器症状(嘔吐や下痢)や心臓の症状(息切れや心拍増加、失神など)がでて命の危険性が出るときがあります。
急性の症状が出ない時でも2~3日後に膵炎の症状が出てくる時もありますので、3~5日間は要注意です。
もしチョコレートの誤食があった場合はまず電話にてその状況をお知らせください。